利尿薬で夜中に何度も・・・

 

 利尿薬で夜中に何度も・・・

高血圧で薬を飲んでいるが、夜中に何度も何度もトイレにおきるので
ぐっすり眠れなくて、昼間眠くてお困りの患者さんです。

なぜ、高血圧で薬を飲んでいるとトイレが近くなるのでしょうか?



高血圧の治療薬に 尿の量を増加させる利尿薬があります。


尿と血圧にはどんな関係があるのでしょうか?


全身を巡る血液には 必要なもの不必要なもの、
すべて口にしたものが溶け込んでいます。


このうち必要なものだけを体内に取り込み、不必要なもの(老廃物)は
体外に排泄しなければなりません。 この働きを腎臓がしています。


体内のナトリウム(塩分)は尿細管での水分の再吸収を
活発にするため、過剰に塩分をとっていると腎臓を通過しても
体内を循環する血液量が減りません。


つまり、血管内の血液の圧力である血圧が高いままになってしまうのです。


高血圧の予防や治療が必要な方は塩分を過剰に摂取してはいけないと
いうのはこのためです。(塩分を過剰に摂取してると高血圧になりやすい
ということですね。)


利尿薬には水分と一緒にナトリウムを尿中に排泄させる作用があります。
体内のナトリウム(塩分)を水分と一緒に排出することで血圧が下がります。


その結果尿の量が増え(トイレの回数が増えます。)
循環血液量は減少し、血圧がさがるわけです。


長期にわたる利尿薬の服用は末梢血管抵抗(末梢の細い血管での

血液の流れにくさ)を下げるので、それによっても血圧が下がります。


利尿薬は安価で降圧効果に優れており、しかも少量の服用で
十分な効果があるそうです。


まず、塩分の少ない、高血圧にならないような食事内容にして行くこと。

高血圧と診断されて降下剤や利尿薬を出されたら、自分に必要な分量を
医師に出していただき、上手に降下剤と付き合っていきましょう。


お読みいただきまして、ありがとうございました。



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