患者さんの胸を指で叩く【打診】で、なぜ症状がわかるの?

 

聴診器「打診法」

 

今回も「雑学」の本からです。


私には「目からウロコ」がたくさんあり今更ながら・・・勉強になりましたので
皆さんはご存知かもしれないですが、少しお付き合いくださいね。


【打診】

患者さんの胸を指で叩く【打診】で、なぜ症状がわかるの?
という、お話です。


トントンと指で患者の胸を叩く診察法を【打診】といいます。
あれで本当に症状などがわかるのでしょうか?

この方法は、18世紀半ば頃、オランダのアウエンブルッガー医師が、
酒場のオヤジが酒樽を叩いて酒の残量を調べているのを見て考えついた
のだといわれています。

それが内科の診断法として伝えられ、今でも打診は診察の第一歩とされています。

指で叩く位置は肺とその上部で、感触ではなく音を聞くために行なって
いるのです。


健康であれば、肺の内部には空気が入っています。音でその空気の具合を
聞き取って異常の有無を判断しているのだそうで、経験豊富な医師なら、
肋膜炎や心臓肥大などはこれですぐにわかるそうです。

しかし、それはあくまでも経験豊かな医師の場合。

むしろ【打診】だけで診断できる人はまれで、そのため、現在は【打診】のあとに
必ずレントゲンや血液検査などの科学的な診断をしているとのことです。


そうですよね。今はパソコンを叩く事に一生懸命、データばかり重要視して、
「顔色も見ない、つらい所も触らない、打診なんてしてくれない」という、
お医者さんも、まれにはいるようですね。


昔から言われたように「手当て」がいかに重要かということにつながる
言う事でもあるのですね。 納得!!

 

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。

皆さまの ご参考になれば幸いです。

 

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