AMH(アンチミューラリアンホルモン)って何?

 

AMH(アンチミューラリアンホルモン)って何?

 

最近患者さんが、AMHの数値が低く、医者から「急がないと子供ができなくなるよ」と
言われ落ち込んで来院される方が、多くなりました。

日進月歩の生殖医療では昨日まで知らなかった新しい言葉に、
私など右往左往し毎日が勉強の日々です。

ネットやお医者様の投稿などで分かったことを書いてみますね。


AMH「アンチミューラリアンホルモン」とは
「抗ミューラー管ホルモン」とも言うそうです。


AMH値から卵子の残っている数の目安である卵巣予備能が
どのくらいあるのかを判断できるそうです。


0に近くなるほど卵巣機能が実年齢以上に衰えていて、
年齢が若いにもかかわらず(20代でも、30代でも)、
最悪の場合は閉経が起こってしまうケースも考えられるそうです。

早発閉経ですね。

このような(AMH値が低い)方がIVFに向けて採卵しても
卵が数個しか取れなかったり、時には採れない事もあります。


でも、AMHの値が低いと妊娠はむずかしいのでしょうか?


いえ!!  たとえAMHの値がゼロだったとしても、
卵子の数はゼロではないのですって。
卵巣内の残りの卵が、年齢的平均より少ない、ということです。


血中に分泌されるホルモンの値がゼロというだけで、
卵子はちゃんと残っています。

「治療に利用できる卵子が残り少ないですよ」という意味ですね。

 

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。

 皆さまの ご参考になれば幸いです。

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